蓮池埋め立て工事に関するその後の経過
    2004.01 徳永博之

     私たちが藤沢市と藤嶺学園を相手に、藤沢簡易裁判所に申し立てた調停を学校は欠席し、三者協議という私的な会議で解決をはかろうとしてきました。住民側には、非公開の場で交渉することに不安を抱く人も少なくありませんでした。それに加えて、議会に提出した蓮池問題に関する陳情は、ことごとく不了承というかたちになりました。一時は、大きな暗雲が立ちこめたような状態でした。
     私たちの「グラウンド整備にともなって、洪水被害の拡大を招かないように」という度重なる要請に対し、藤沢市と鵠沼女子高等学校は「蓮池を80%残し、グラウンドの高さを全体的に下げる」という妥協案を提示してきました。これは、以前の建設計画に比べて、洪水被害に配慮した改善案になっています。訴えを起こした住民の中には、ある程度の評価をしてもかまわないという声があります。
     しかしながら、周囲からの水の進入を阻むグラウンドを取り囲む擁壁を無くすことや、グラウンド高さをもう少しだけ低くすることによって、洪水の被害をさらに抑制できます。この要求には、費用の面などから学校は難色を示しています。追加的に発生する費用に関しては、藤沢市に援助してもらうことも含めて要求をしていきたいと考えています。
     また、今まで約30年にわたって公園として市民に親しまれてきた実績をふまえて、日曜や祝日、平日の夕方などには市民に開放して欲しいと申し入れをしていますが、学校側からは、はっきりとした答えは得られていません。この点に関しては、今まで公園として管理してきた藤沢市に仲介をしてもらいたいと考えています。
     私たちは、学校に対して、どこまでも無理な要求を突きつけようとは考えてはいません。今後も良き隣人として、学校と地元市民が共存していく道を、なんとか探したいと思っています。



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