藤沢市ダイオキシン等専門委員会第2回委員会
    傍聴記
 専門委員会を傍聴した方が報告下さいましたので、掲載いたします。
ここのコメントは、この方のご意見です。エコネットとしての意見ではありません。
日時:平成12年8月31日 10:00〜11:30
場所:藤沢産業センター7階第2会議室
藤沢市発表の
会議概要からの引用
会議内での発言等
(少々誤りあるかも)
傍聴者のコメント
    議事1 葛原最終処分場について

     追加調査のデータが出ていないため次回以降の委員会で検討することになった。なお、住民団体が測定したサンプルは提供できないとの回答をいただいた。

     重金属についてのデータは出ているが、ダイオキシンと合わせて討議したい。重金属データのみを討議する ために専門委員会を開催するほどのデータ量ではない。
     住民団体うんぬんの報告に関する記憶は薄い。文意を汲むと、住民側が採取したサンプルの「データ」と読める。住民側にデータ提供の義務は無いが、数値が出たなら提供すべきではないか?
    議事2 健康相談の結果について
    報告
    (別紙「8月ダイオキシン類健康相談結果」)

     
    8月30日にも相談が実施され、この日の相談者は計上されていない。
     H13年3月まで(取りあえず本年度の意)は 毎月第3金曜日に相談を実施する。
     (場所は聞き落とし)
     御所見地区の相談者が多く、一部は湘南台での相談に廻ってもらった。
     特記すべき相談者として、サーフアーが4名、2才の子供(親と共に来訪)喫煙の有無については問診表で把握。
     事前に被相談者の医師を集め、Dの健康影響に関する勉強会を1回実施した。
     被相談者の医師は藤沢市医師会から紹介され、医師18名で延べ22(名×回)の相談会を行った。
     相談時間は1件につき約30〜40分であった。
     相談後、医師説明に納得して朗らかに帰る人が多かった。

     健康相談内容を見ると、自分の血中D濃度検査の希望が断然トップ。後述血液検査とは別にして、検査実施を考慮すべき。2番目には「漠然とした不安」をさまざまな形で訴えている(Dとは無関係(と小生は思う)の愁訴が多い)。

     それ以外には処分場の移転要請。建設反対

     相談内容に対する医師の回答内容をQ&A集として何らかの方法で公表して欲しい(小生も聞きたい)。
     相談者、相談会場に比べて被相談医師が18名というの は多すぎる(せいぜい医師4名程度で巡回すべきではなかったか? 統一した回答が期待できない)
    議事3 健康調査について

     血液中濃度測定母乳中濃度測定とも国や他都市の調査と比較する上で、調査対象者の市内居住年数を原則10年以上とした方がよい。また、血液中濃度測定についても、原則として通勤等で市内を離れることが少な い人等にしておいた方がよい。
     血液中濃度測定の調査対象者年齢は、40歳以上が一般的であるが、次世代の調査もということであれば20歳代を含めてもよい。この場合解析の時に注意を要する。
     一部の検体については、別な分析機関に頼んでクロスチェックをしておいた方がよい。
     事前血液確認検査(B型及びC型肝炎、HIV等の検査)は実施する必要がない。
     健康相談の結果、並びに血液中濃度測定、母乳中濃度測定の結果を近隣市を含めた発生源の位置と共に、地図上にプロットして解析した方がよい。
     血液中ダイオキシン類濃度測定母乳中濃度測定の調査計画案(骨子)が市側から提示された。
     主目的は、一般市民のDの体内蓄積量の把握である。
    (蓄積量が高いと考えられる、焼却場従業員等は除外)(母乳検査も第一子出産後約1月目の母親が対象)

     広報等で募集、健康調査(採血に耐えられるか等)、採血(応募者の安全が最優先。しかるべき機関で実施)の流れとなる。応募者の負担はかなり大きい(が報酬はなし)。前回の母乳調査で、応募者少なくたいへん苦労した。

     事前血液確認検査は分析担当者の安全確保のため、実施されていた。現在は応募者のプライバシー保護のため、全ての血液がHIV等で汚染されているものとして厳重に取り扱うことになっている。従って不要。
     検査結果については、本人には(本人分を)知らせる。
     計画自体は良く考えられている。検体数が少ない(一般人の血液・母乳を採取する調査であり、検体数を増やすことが困難である)ため、血液中・母乳中濃度レベルは判明するが、地域差までは検出不能という結果となるだろう。

     市に対して、試験計画と結果の公表を事前に明確にしておくよう要望したい(S県T市で同様の調査を行い、プライバシー保護を理由に地区名・最大・最少・平均値のみを公表したところ、データ隠しと指摘された)。

     また、試験の目的を市民に周知すべきである。特に、蓄積量が多いと思われる希望者が除外される可能性があること、血液・母乳検査を希望していながら、調査対象外となる人に十分説明しなければ、行政不信を招きかねない。


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