戦時防災体制を撃て!
ビッグレスキュー2001
-批判と検証



立川自衛隊監視テント村

発行:ビッグレスキュー2001に反対する三多摩行動
編集:三多摩行動パンフ編集委員会(テント村気付) ◇2002年33月11日発行◇B5版◇76ページ◇300円
(表紙の絵:2001年度内閣府防災ポスターコンクール防災担当大臣賞受賞作)

◆お申し込み方法◆
※住所・お名前明記の上、以下の住所に切手500円(本体300 円・送料200円)分を入れて御郵送頂くか、
郵便振替で「パンフ」と明記の上500円お振込み下さい。複数注文も受け付けてお ります。
メールtento@ceres.ocn.ne.jpでご相談下さい。


●立川自衛隊監視テント村
住所:〒190-0013 東京都立川市富士見町2-12-10
     サンモール立川504
振替:001902560928 「立川自衛隊監視テント村」
電話:042-525-9036(FAXあり)


【内容】
第一部

  • ビッグレスキュー2001に反対する三多摩行動実行委経過
      (大洞俊之)
  • 座談会「ビッグレスキュー2001とは何だったのか?」
      (安藤裕子・井上澄夫・ 井上森・大洞俊之・田中伸一郎)
  • FEMA型防災体制を目指すのか?(池田 五律)
  • 医療現場の有事対応化を撃つ
      (出原昌志)
  • 7都県市合同防災訓練主会場・川崎での闘い
      (喜多村憲一)

第二部

  • 図上訓練監視報告
  • 実働訓練監視報告

第三部

  • 災害対策基本法(抜粋)
  • 災害対策医療体制のあり方に関する検討会報告書
  • 陸上自衛隊東部方面隊防災指揮所演習資料
  • 石原都知事と議論する会「東京の安全を考える」議事概要
  • 東京湾臨海部における基幹的広域防災拠点に関する整備基本方針

編集者から
  • ようやく完成した「ビッグレスキュー2001」総括パンフです。特に実行委に参加してくださった方、気を揉ませてしまってご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。


  • と、本来ならばお詫びしなければいけないところだと思いますが、こればかりは本当にしょうがないところもありました。昨年9・1から、わずか10日後にあの事件。あっという間の日本の参戦国化。めまぐるしい流れの中でなかなかパンフに集中できませんでした。

  • しかし、遅れたことで、かえって良いことも(「悪い意味で」ですが)ありました。2度のビッグレスキューで権力が培ったこと、そして戦後長い年月をかけて徐々に準備されてきた防災体制は、やはり確実に「対テロ」体制に繋がっていたことが今やはっきりとしてきたからです。

  • 私たちはいよいよ、本当の本当に焦点を絞らなくてはならない時代に生きることになりうそうです。小さなパンフですが、このパンフが、戦時防災体制を緊張感を持って撃つ一助になることを願っています。

編集後記

  • 「テロ対策」の今だからこそ、有事法制の今だからこそ、防災体制再考が迫られています。今年9・1を闘った人も、来年闘うつもりの人も、ぜひ買おう!反防災体制闘争の基礎から発展までこれ一冊でOKなんて、こりゃ絶対お買い得だよ。安いしさあ

  • 最近は、集会の資料代もめっきり高くなった。世間はデフレだというのに、貧乏人の多いこの界隈だけは、なぜインフレが続くのだろう。せめてビッグレスキュー反対フリークだけには、もうはやらなくなった価格破壊のこのパンフを送りたい。