■comcomのイチオシ!books■
民族幻想論 |
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「さて、民族問題については本文で詳しくふれていきますが、このとき、とくにわたしの目を惹いたのは、2001年9月14日付の朝日新聞の第4面の記事でした。左上の囲み記事のなかで、<アフガニスタンの政権を握っているのはタリバンというグループであり、その大半を占めるのはパシュトゥン人である>と書かれています。そのすぐ下の別の記事では、<同時多発テロの直前に、タリバンと敵対する北部同盟の最高指導者だったマスード元国防相が暗殺されたのは、テロリストたちの一連の犯行である>とし、<マスードはタジク族の出身である>とあります。 |
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戦争プロパガンダ 10の法則 |
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新聞が戦争にのみ込まれる時 |
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「太平洋戦争下に戦争遂行の国策機関紙の一環として汚辱に満ちた誕生を強いられた神奈川新聞は戦後の新生に当たって、その原点へのきびしい反省と自戒に立って報道と新聞づくりに取り組む決意を感じさせた。 |
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記者たちの満州事変 |
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「全身の筋肉が衰える難病の筋萎縮性側索硬化症に侵されながら、戦時下の新聞ジャーナリズムを研究した故・池田一之さんの遺稿『記者たちの満州事変-日本ジャーナリズムの転回点-』が人間の科学社から出版された。柳条湖事件(1931年)から終戦までの新聞の足跡を、中国への取材やさまざまな史料で丹念にたどった。 |
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