16日(土)は、各地で集会が重なっていましたので、ちょっと不安だったのですが・・・参加者は170名で、多からず、少なからずで、ゆったりとした感じでした。いつもに比べれば、はなぜか中年の男性の参加者が多かったかな〜 もしかして吉岡さんのファンの方たちかも知れません。
資料は300部用意したので130部あまっていましたが、資料の評判が良く、みなさんそれぞれ余分に持ち帰ってくださいました。
1部も無駄にしなかったのが嬉しい!
澤藤弁護士の「卒・入学式」の異常事態の具体的な報告とこれからの闘いについての話から集会は始まりました。
吉岡忍さんの話は、旅をして感じたこと、そして取材を通して考えたことなどをベースにした内容でした。
物事の内面とか背景を考えることができなくなり、外見だけで判断し異物を排除していく、治安的な社会であることの問題性。
「使い勝手のいい人間」を生む教育の問題、自分で立つことの意味、人とつながることの必要性。などについて具体的な話をされ、自由とはなにか・・・と考えさせられる示唆に富んだものでした。
帰り際に戸山の卒業生の彼が「吉岡さんの話、すごくよかったです。」と言ってくれました。
(その一言が聴きたくて私たちは集会をやるのですから・・・
何よりもその一言が嬉しい!)
- 「聴く・話す」ことに重点を置いているフランスの教育。
学校教育の中で権利侵害を具体的に伝え、権利意識、人権意識が深められているようすなど、ご本人のフランス留学の際、見聞きされたことを通して報告されました。
(参加者のアンケートでは、もっとじっくり聴きたかったと書かれた人が多数でした。)
教育がどうあるべきかを考えるために、池田さんをお呼びして学習会を企画したい!との声も上がっています。
「日の丸・君が代」被処分者・・・Aさん
- 私は、頑張って立たないのではない。頑張っても立てないのだ。このまま行けば定年まで勤めきれないだろう。
異常事態にある教育現場の様子が目に浮かぶようでした。
町田「君が代」声量調査について・・・音楽教師のYさん
- 子どもたちと保護者、そして市民とつながって対面式の卒業式を守った報告。
「自由の風」の呼びかけで始まった、町田市教委交渉・パレードで元気をもらった・・・との言葉に感動!
子どもたちが校門前で署名を取って、強制を跳ね除け自分たちの卒業式を創った。との報告には、会場から大きな拍手が沸きました。
都立戸山高校の今年の卒業生・・・Nくん
- 「都教委のみなさん!これ以上先生をいじめないで!」と卒業式で発言するにいたった経過報告。
校長を手玉にとっての、堂々としたたかな交渉ぶりには会場が沸いたいました。
スーツで決めてきたN君。「4分短いですよ。15分間はほしいです」という彼には、やっぱり元気をもらいました。
彼が都知事(?)になるまで、私は生きていられるかな〜?
彼の将来を勝手に決めて楽しんでいたトウモトでした。
保護者の取り組み・・・Nさん
- 最初は一人から〜隣の人に話して、またその隣の人に話して・・・そうなんだよね。それしかないよね。
特効薬なんてないんだよね。
よどみなく話すNさん!思わずうっとりと眺めていた、とうもとでした。
神奈川から・・・kさん
- 11・30通達、東京に続けとばかりに急ピッチですすめられている「日の丸・君が代」強制の状況。やっぱり東京だけではすまないよね。神奈川・埼玉・千葉首都圏ネットが必要かも。
小・中学校の報告・・・荒川から
- 「小学校1年から英語教育が必要なのか?」という、新聞への投書をして、その日のうちに校長室に呼ばれ「転勤」をほのめかされたというのには・・・ビックリ。
でも保護者・教職員の抗議で撤回できたとの事。
あまりにひどい状況で、子どもたちはどうなっているのでしょう。
英語の授業も専門の先生ではなく、一般の先生が何回か講習を受けただけで授業をしているのですって・・・
これってかなり問題だよね。将来の英語教育に響くかも。
性教育への攻撃の実態
- 最後はKさんの報告。理路整然と話すKさん。すごいよね。またうっとりと眺めていたトウモトでした。
司会の担当のお二人、お疲れ様。完璧でした。無事10分遅れで終了。
さすが計算どおりです。
当日の役割分担表を用意してくれた方、受付担当のみなさん、お疲れさまでした。
タイムキパーの方もきっちりやっていただきました。
図書担当には、資料の印刷もやっていただきました。
大変だったのが、打ち上げの場所確保で駆けずり回ってくれた方。
本当にほんとうにお疲れさまでした。
最後まで読んでいただいてありがとう!
(トウモト)
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