◆9月7日に都議会陳情署名の提出及び
都議会議員会派まわり(ロビーイング)を行ったとき、
一緒に参加された大学生の方から
以下のようなおたよりをいただきました。


9月7日の
都庁でのロビーイングに
参加させていただいての感想

大学3回生 I・M
(アジア女性資料センターインターン)

 月曜日、アジア女性資料センターの丹羽さんに、「明日都庁でロビーイングがあるので参加してみますか?」とお誘いをいただき、現在東京の公立学校で起きている事情をはじめて知りました。
 私は滋賀県出身で中学校も高校も公立でしたが、卒業式の時に校門前で国歌斉唱、国旗に敬礼することに反対するというビラをくばっておられる方が何人かおられたので、そのときに「国歌や国旗に反対している人がいるということは何かがある」と察知しただけで、当時はあまり深く追求することもありませんでした。しかし、丹羽さんに国歌の意味を説明していただいて、中学校の音楽の授業に1時間もかけて国歌の練習の時間があったのにもかかわらず、そのときどうして歌の意味を知ろうと思わなかったのか不思議だと改めて思いました。
 どうして天皇を永遠にというような歌をゆっくりとした旋律で卒業生の門出を祝う日に学校全体が起立して歌わなくてはいけないのか。しかも国際化をうたっているこの時代に。学校で3年間、個性の大切さ、多様性の美しさを勉強してきたはずが、どうして締めくくりの最後の日にその歌をうたわなければならないのか、しかも強制的に。

 9月7日のロビーイングでは丸浜さん、東本さんをはじめ、皆様方とお会いすることができ、皆さんの日本の現状を変えていこうと立ち向かっておられた活発でエネルギッシュに行動されておられるお姿をみて大変刺激をうけました。普段日常で何か不思議に思ったり不満を感じても、結局我慢したり見放したりして自分の中で処分してしまいがちでした。また、その不公平なシステムまた上から言われたことに従わなければならないことが自然となってしまい、日常になってしまっていてその問題さえ見落としていることも多いのではないかと。
 しかし、問題をしっかり見つめ、あるいは問題を見出せる目をもち、同じような思いをもっているもの同士で実際に活動を起こすことの大切さを今回学ばせていただきました。それぞれの党によってもお話を聞いてくださるところやそうでないところなど深い事情は私はわからないのですが、党にも違いがあることを初めて目のあたりにして知りました。
 また新聞記者を通じてその日活動されたことを公に発表することもきちんとしておられる。それまでに署名集めやこれからのパレードのことも、まだまだ私が見学させていただいたことはほんの一部なんだとおもいますが、どのように意見が通されていくのか、意見を聞いてもらうのかのプロセスも知ることができて勉強になりました。その日一日だけでも活動されている方々から立ち上がることの大切さ、そして皆様からエネルギーとパワーをいただいた気がします。これから自分の周りの身近な活動や地元でもどんなことが行われているのかを積極的に知っていきたいとおもう切っ掛けまでもいただきました。大変貴重な経験を大変ありがとうございました。


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