「日の丸・君が代について都教委に要請する元職員の会」
世話人代表 浅海 忠
卒業式や入学式での「日の丸」「君が代」の強制をやめて下さい
私たちは、かつて東京都教育庁に在職していた退職者の有志です。
一昨年以来、東京都教育委員会は、都立学校の卒業式や入学式等で「日の丸」に向かって起立し、「君が代」を斉唱せよなどとする職務命令に違反したという理由で、多数の教職員を戒告などの処分に付し、再雇用採用拒否(事実上の解雇)を行うなどしました。
私たちは別紙に述べるような理由で、東京都の学校教育の場で行われてきたこれらの事態を深く憂慮しています。
ついては、貴教育委員会に対して、下記四項目について検討し実現して下さるよう要請します。
- 後の卒業式・入学式等の学校式典では「日の丸」「君が代」の強制を一切やめること。
- 「日の丸」「君が代」の強制に伴う、教職員の処分などは行わないこと。
- 2004年と2005年に「日の丸・君が代」に関して行われた処分を取り消し、再雇用合格取消の扱いを受けた教職員を現場に復帰させるとともに、「採用不合格」を取り消して再雇用すること。
- 卒業式、入学式等の実施方法を定めた実施指針と、これに関する2003年10月23日付通達については、日本国憲法と教育基本法の諸原理に基づいて再検討して撤回すること。
- ◎世話人 ( )は最終職場
浅海 忠(学務部) 新井恒喜(社会教育部)
石井敏子(日比谷図書館) 石井光善(東京体育館)
鵜沢良江(日比谷図書館) 小笠原匡(総務部)
金田房江(総合技術教育センター) 草鹿光世(中央図書館)
串田稔光(教育研究所) 黒田一之(日比谷図書館)
佐賀明子(多摩教育研究所) 佐藤亀雄(多摩社会教育会館)
酒匂一雄(社会教育部) 遠山 威(社会教育部)
長沢政治(日比谷図書館) 中村有朋(福利厚生部)
南風原章(社会教育部) 藤田 博(社会教育部)
八里 正(中央図書館) 山本 耿(社会教育部)
|