石原都知事・東京都教育委員の最近の「不適切な」問題発言

★一部のエリートづくりと教員の徹底的な統制強化。他の多くの子どもは「実直で、お上の言うことを聞く従順な人間であればいい。」という構想が浮かびあがってきませんか?
まるで「もの言わぬ人間づくり構想」ではないでしょうか。

★学校に自由の風を!6.12集会プログラムより

石原都知事・東京都教育委員の最近の「不適切な」問題発言

石原慎太郎都知事

  • 「国旗・国歌については、人によってさまざまな考え方があろうが、公教育に携わる教員が児童・生徒に学習指導要領に反する偏った考え方を押しつけることは絶対に許されない。都教委の取り組みは学校教育の適正化を図るものだ」(04年3月16日、都議会)
  • 「ジェンダーフリーというのは理解できない。感性が薄れた貧しい発想だと思う」(04年4月9日、教育施策連絡会)
  • 「教育委員会の今回の対応は大きな意味を持つと思う。5年10年先になったら、首をすくめて見ている他県はみんな東京の真似をすることになるだろう。それが東京から国を変えることになるだろう」(04年4月9日、教育施策連絡会)
  • 「憲法違反だと言うなら憲法違反だと言ったらいい。憲法そのものが私は存在として違反していると思うから」(04年4月9日、定例記者会見)

横山洋吉教育長

  • 「そもそも国旗・国歌については強制しないという政府答弁から始まっている混乱なのです」(03年4月10日、教育委員会)
  • 「教員は公務員として学習指導要領に基づいて児童・生徒の教育を行う責務がある。指導において命じることは、何ら思想・良心の自由を侵すことにはならない」(04年3月5日、都議会)
  • 「学習指導要領に基づきまして国歌の指導が適切に行われていれば、歌えない、あるいは歌わない児童生徒が多数いるということは考えられませんし、その場合は、ご指摘のとおり、指導力が不足しているか、学習指導要領に反する恣意的な指導があったと考えざるをえません」
    (04年3月16日、都議会)

清水司教育委員長

  • 「(「日の丸・君が代」実施は)大事なことですからね。日本人なんだから日本人じゃないということを表明するなら話しは別だけど」(04年3月30日、臨時教育委員会)

鳥海巌教育委員

  • 「企業の改革でも、わずかの少数派はあくまで反対。これは徹底的に潰さないと禍根が残る。特に半世紀巣食ってきているガンだから、痕跡を残しておく訳にはいかない。必ずこれは増殖する」(04年4月9日、教育施策連絡会)

米長邦雄教育委員

  • 「来年4月1日の異動が戦国時代最後の戦いになる。これからの元禄時代の課題は週案の提出と男女混合名簿の改善だ」(04年4月9日、教育施策連絡会)
  • 「職務命令書を出さなかった校長がいる。規律違反だから指導部長が呼びつけて、高等学校教育指導課長の前でわびさせることをやってもらえるか」(04年5月24日、教育委員会)

内館牧子教育委員

  • 「今の子供も、たたき込めばわかる」(04年4月9日、教育施策連絡会)

國分正明教育委員

  • 「東京都教育委員会の教育目標では歴史・文化を尊重する人間の育成を掲げている。日本の歴史、伝統、文化を大切にしてしっかりと次の世代に引き継いでいただきたい。卒業式・入学式での国旗・国歌に反対する教職員がいるが、私人の立場、教員としての立場をはっきりと区別するべきだ」(04年4月9日、教育施策連絡会)

トップページへ  メール


自由の風ネットワーク