挑発外交編

1990年 石原氏 「日本人が南京で大虐殺を行ったといわれるが、事実ではない。中国人が作り上げたお話であり、うそだ」発言(歴史認識編参照)
(コメント)これにより、中国人、中国政府、台湾人に、目をつけられる。



1997年 5月6日 尖閣諸島に上陸した西村眞吾議員らに同行。船には自動小銃2丁、砲弾30発、銃弾1800発を搭載
石原氏「今後も、もちろん尖閣諸島に私はいつでも行けるし、またそのつもりでいる。次回は時を得たら黙って、大掛かりに、映像もしっかり撮って、ドラスティックにアクションを起こすつもりだ」
(週刊ポストのインタビューに答えて)B



石原氏は中国を支那と呼ぶ。支那とは、戦時中、日本人が、「ようちょう支那」など、差別的な意味で使った言葉。



1999年 「中国の人が屈辱に感じていることを知らなかった」
(4月13日 中国をシナと表現したことについて共同通信のインタビューに答えて)B



中国側「われわれは石原慎太郎が中国人民の感情を傷付け、中日関係を損なう言論を何はばかるところなく発表したことに対し、憤慨を感じている。中日両国政府と人民が歴史を鑑みとし、未来に目を向ける精神に従って両国関係の絶えまぬ発展を推進することに努力している情勢のもとで、石原が侵略の歴史を美化するでたらめきわまる反中国の言いぐさを公然と散らしたことは、歴史的流れに対する反動である。中日友好は両国人民の根本的な利益に合致するものであり、両国人民の共通の願望も反映している。石原の拙劣な表現は人心を得ず、必ず中日両国人民の共通の反対を受けることになる。われわれは、石原が崖っぷちで手綱を引き締め、誤った道に沿って引き続き進まないことを勧める。」
「人民日報」 1999年4月19日4面より



石原氏「もしアメリカに従って日本が台湾を無為に放棄したら、それは日本の、中国の属国化へと傾斜する大きな歴史的失策になるよね。」
福田氏「それはおっしゃるとおりで、沖縄が持ちこたえられませんからね。」
石原氏「そう。となると、私がせっかく灯台を建てた尖閣、魚釣島も簡単に海に 沈み、スプラトリーや西沙諸島も完全に併合されて、中国の拡張主義政策が半ば以上成就してしまう。/とにかく彼らの拡張を阻止するために何ができるか。 ここでもやっぱり戦略なんだよ。日本の持っている力とは何か――。それはだぶついている金融資産だよ。だからいつも言ってることだけど、日本の金を使って沿海州などの中国の周辺に自治区みたいな地域をどんどん作るという戦略をすぐ行動にうつすべきなんだよ。/うまく波及すれば、日本はODAを北京ではな く、もっと効果的な所に入れられるし、中国の国内分裂の動きを加速させることができる。/分裂させなきゃいけないんだよ。少しでもその作用に日本は手を貸 してやるべきだし、分裂前後のイニシアチブもとらなければならない。」
2000年3月号『諸君』、福田和也との対談「戦略なき国で――座して待つか、大暴落」よりA


これが石原氏の外交戦略??


中国を敵視

    中国→差別語「支那」と再び呼びはじめた。

北朝鮮を敵視

    北朝鮮→差別語「北鮮」と呼びはじめた。

台湾を親交

    石原氏は、台湾と敵対する中国に親台湾ぶりをみせつける?
    石原氏「台湾の李総統はもっとも尊敬政治家の一人」と。


特派員「中国が日本の最大の脅威だとするあなたの考えは、日中間の直接の軍事的対立を招くのではないのか」との旨の質問 に対して
石原氏だから巨大帝国の中国が多くの小国に分裂すればもちろん良い。私はそれは大いにあり得ると見ている。日本はそうした展開を全力で促すべきだ。」と答えている。
また、石原氏「いわゆる南京大虐殺は東京裁判でアメリカがでっちあげた冗談だ」と。
(2000年 4月10日 シュピーゲル紙より)

(コメント)中国は、日本の最大の脅威ではなく、”あなた”にとっての最大の脅威ではないのですか?この人は慎重な言い方はできないのでしょうか?強いことを言ってみては、みんなにアピールするという、いつもの彼の行動パターンを読み取りましょう。



中国外交部(外務省)スポークスマン「この発言は、日本軍国主義が当時企んでいた中国を分裂させ飲み込もうとする思惑と一脈相伝であり、再び軍国主義の残りかすの醜悪な顔が露出したものだ」 「大戦中の侵華日本軍による非人道的行為は、中国人だけでなく、多くの正義感ある日本人にとっても口にし難いものだ」「次のことをはっきりと石原氏に勧告しておきたい。中国人民は弱い国は叩かれるという教訓を永遠に忘れない。・・・発言は中日両国の友誼を引き裂き、友好関係を破壊させるものであり、両国 人民は当然このような発言を認めることはない」 2000年 人民日報より



筑紫氏「お気づきだろうと思いますけれど、石原ヒトラー論というのが出た。(笑) (中略)ますますヒトラーに似てくるんだという。」
(2000年4月5日 Mainichi INTERACTIVE ビッグ対談第一回より)

ショック?!会談中に、ヒトラーと言われてしまった石原氏、、そして、そのよく月にはこんなことを、、、

石原氏「仮に江沢民(中国国家主席)が戦争の引き金を引いて台湾を合併したら中国のヒトラーだ。」
(2000年5月20日、台北市で行なわれた陳水扁・台湾新総統の就任式に行って)

(コメント)周りから、ヒトラーと呼ばれて、負けじと、他人をヒトラーと呼ぶ自分をアピールすることで、自分に対する批判をかわしているようにもみえます。
詳細はこちらをクリック「中国を分裂国家に」の項へ

石原氏「支那って(呼んで)いいんですよ」
中国の、核開発、中国によるチベットでの人権問題をあげ、中国の危険性を主張する。
石原氏「もしアメリカが、つまり台湾を見放したら一挙に台湾が併合されるし、日本の沖縄も中国領土になりかねないね。」
(Mainichi INTERACTIVE ビッグ対談第一回より)
詳細はこちらをクリック
(コメント)中国や、北朝鮮に、一部危険な組織があるかもしれません。しかし、一般の中国人には、いろんな人がいるはずです。日本にいる一般市民のことを本当に心配して目と鼻の先の中国という国の危険性を説いてるなら、一括に中国人を支那と呼んだり、挑発行為をするはずがありません。



2000年 9月27日から 30日に北京で開かれた第6回世界大都市サミット会議へ東京代表として欠席

(コメント)石原さん、己が、中国は危険であると主張するなら、そんな危険な国へこそ、自らおもむき、日本国民、日本の安全保障のためにも、両国にある問題や誤解を解くべく努力すべきではないのですか?それが知事としての勤めではないですか?あなたは、自分の好きな?ケンカだけをして、対話を放棄していると思えます。なお、欠席理由として”都議会と重なった”とのことですが、同サミットは、そもそも、東京が提案して85年で、東京で第1回会議が開催されて以来、歴代の都知事が会長職を努め、各都市持ち回りで3年ごとに開かれ、現在、ニューヨーク、パリ、北京、ソウルなど計31都市が参加しているものです。都議会のスケジュールこそをそれに合わせるべきでしょう。あなたのやっていることは、自分勝手な公務放棄です。


結論:日本は、この身勝手な一人の男と心中する必要は一切ありません。